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しろ
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作詞 空色kinoko |
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あたしの毛の色は しろ
景色は昨晩から 雪
積もって光る雪に あたし浸みこんでしまいそうです
あたしの眼の色は あか
氷に濡れた甘い 粒
丸い蜜の外側 あたし落っこちてしまいそうです
ガラスからこっちは 暖かい空気だけ
あなたの白い指 あたしは拒まない
嫉妬 したりするのよ 膝の上の
スケッチブック 物理学の本とか
何か 覚えたって 結局すぐに
虹は消えてしまうのよ もっと構っていて
…誰かが来てしまう前に
あなたが探す色 あお
寂しくて深い色 空
あなたの知らない世界 あたし目隠ししてしまいそうです
ガラスから視えるのは 片方の時間だけ
もう片方の蒼 あなたは手を伸ばす
長い 尻尾振っては あなたの膝
甘い音立てて 擦りついてみるけれど
かなしい グレーの眼に 息が止まるの
遠く離れそうになる もっと触っていて
…誰かが来てしまう前に
知っているんでしょう?
あたしがあなたを好きなんだって
どうしたって それだけは変えられないのよ
描きたいものこそ 眼の前には無いものね
長い前髪ごと おでこがあたしの おでことキスをした
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