|
|
|
袖先
|
作詞 空色kinoko |
|
始まったばかりだと思っていた 長かった
短編だったなんて知らなかった
それでも目を落とすあなたの袖先
細い指が 綺麗な白が 支えたまま
あたしの眼の中にも 熱い涙が湧いては
無機質な景色 柔らかく霞む
物語をひとつ、エピローグに導く
呼吸に乗せては 涙声で紡いだ
“I cannot loving you “forever””
全部完璧だって信じていた 淡かった
あなたの痛みこそ知りたかった
そらして目を伏せたあなたの涙を
あたしの指 伸ばしたのに 拭えないまま
あの日の腕の中で 誓う虹色と笑顔
忘れそうな景色 暖かい夢も
さよならを伝える、あの言葉が浸みていく
黒い猫っ毛の 感触が残る
You gave me everything lovable
|
|
|