|
|
|
abnormal
|
作詞 空色kinoko |
|
唯単純に自分自身が普通ではないと
気付いたのは思い出せない昔
眼の前に居る綺麗な人も人には視えずに
何にも無い壁の向こう側を視て居た
綺麗な空が、其処に視えたのだ
幾度かは耳に拾った言葉が在る
云われたって判って居ると呟いて歩く
何の所為でも無くて只のあたしだと
往き過ぎる耳に涙ながらに答え続けた
眼の前に在る真蒼な炎の温度を探して
足元の花火も蚊帳の外に出した
伸ばした指が、黒く焦げたのだ
思い出した様に投げられる言葉が在る
何時まで是は続くのかと嘆願の様に
何の所為でも無くて是はあたしだと
今更に道も判らない道の上に墜ちた
優しい夜が、醒まさないだけだ
|
|
|