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尽きる
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作詞 空色kinoko |
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あなたが大好き 今を含めてずっと
だからこうして 涙が酸素を留めている
尽きる前に あなたに逢えたら善い
消え往く姿 想えば昨日など越えられる 気がした
確かめ様も無かった 質そうとも思わなかった
十分じゃない事も判っていたけれど
歩いて行くあなたの背中ごと掴んで
冷たさを描くと 事実まで消えてしまいそうで
本当は誰よりも足搔いて居たことさえ
何処にも残らない あたしごと連れ去って往く時間
憎らしい紅色 袖に浸みてはすっと
深く滲んで 何れは真っ黒に染まって往く
叶える筈も無かった 判らないで急いでいた
消えて往く前に 声が薄れて往く前に
進んで往くのに変わらない筈なんて無く
其のあなたを全部 焼き付ける為に必死だった
瞬けば取り零して忘れてしまいそうで
怖くなんかないよ 心ごと冷たくなんてならないで
もう直ぐ尽きてしまう どれ位待ったのだろう
一番好きなあなたを思い出したら涙は止まった
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