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In an end of the world
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作詞 空色kinoko |
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眠る迄何度も墜とされた
強い反響に何度も瞼を抉じ開ける
其処に誰も居ない筈なのに
重い引力が身体を視下ろして墜ちて往く
嗚呼、こんな時にまであたしは
君の顔だって想い出さない
辿り着いた空気は予想通り真っ暗で
蒼いカーテンが人影の様に見張って居た
夜は何故こんなに拙い?
弱い静寂が頭蓋の深くで打ち消える
長い誰かの背中が視えた
変わらない引力に阻まれて鼓動が奔る
ほら、こんな場所でさえあたしは
淡い呼吸など許されない
昔逢いたかった大切な人が真後ろ
もっと幸せに笑んでは人形の様に、嗚呼。
泣いたり笑ったり叫んだり嘆いたり唄ったり流れたりすること全部
遠く忘れたあたしが人形の様に、通り過ぎた。
早鐘を打ってまで辿る
広い世界は所詮識らない誰かのもの
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