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白い雲
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作詞 空色kinoko |
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生きていたらきっと厭なことしか無い
これからもずっと何も変わらないの
誰かからいつか愛されることも無い
終わりまでずっと誰も知らないままなんだって
決め込んでいた 終わりたかった
明日が判らなければ「昨日も知らない」
些細な粒が作った波がいつの間にか
世界を遠く飲み込んでしまう原理が
何時だか吐いた残酷な音映しだして
夢まで追ってあたしを捕まえにくる
生まれたからきっと是非も無く決まったの
終わるまでの道を只歩いて絶えるだけだって
もう善かったの 間違えていたの
何かが欲しければ「何かが要らない」
あなたがずっと昔に云った大きな音
あたしに届くことなどないのと同じ
踏み出す音は何処にも残らない儘で
あの雲を追ってあたしは飛びに行く
そう決めて目覚めた朝は
余りに忙しく美しくて
地面からあの雲に只
手を伸ばして終り
諦めてみたの、
是もその一つ
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