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作詞 空色kinoko |
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泣いた所で何も変わらない、と
その為に泣いて居る訳じゃないのです
いっそ消えてしまえたら善い、とは
思って消え往く人など居ないのです
現実は何時だって手が届かない
もっと近くに来れば善いのに
恥らった数も割ったグラスも等身大で
伸ばしたロープだけが空廻って居る
誰より遅れて掴んだ光も誇って居たい
笑って弐度と現在は繰り返せないと知って
せめて腕を伸ばしながら乗り切って往けたら善い
誰が何処で誤ったとしたって、
今此処で踠くのは単なるあたしで在って
暗い日は何時だって時間が無い
もっとゆっくり宥めて欲しい
戸惑った声も迷子の数も偽りなくて
忘れた教科書が何時も廻って居る
誰かが追い越す足跡全部も大事な光
誇って決して明日しか来ないのだと知って
ちゃんと前を睨みながら走り切って往けたら善い
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