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薊
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作詞 日暮紅葉 |
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薊の花の咲く頃の夜
君は僕と出会った
紫色の浴衣 紅の簪
唇なぞる指先
速く流れて行く雲は
まるで何かに怯えてる様
僕達に助けを求めて
大粒の雨(ナミダ)を降らせて行く
後戻りしてまた進み出し
前進後退を繰り返し
溢れ落ち行く
涙の華に
優しい光が触れる
白く薄れてゆく記憶は
まるで何かから逃げてる様
遠き日に託した想いの
破片(カケラ)をそっと掻き集めて
朱く染まってゆく唇は
まるで何かを愬える様
僕達に助けを求めて
大粒の泪を降らせて行く
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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