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我王生誕記
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作詞 日暮紅葉 |
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闇黒に生まれ落ちし姫君よ
我が妃となるが良い
さぁ交そう盃 溷濁の血
御神の教えに逆らえども
我が王の力此処に有り
暗く遠退く意識の中で
ただ只管呼び続けた
我を崇め
我が血肉となれ
嗚呼愛しき小夜曲(セレナーデ)
汝と共に在り続ける
最愛なる我が花嫁
さぁ毒を塗った唇で
婚礼を始めよう
暗闇に立ち向かいし皇子等よ
我が僕となるが良い
さぁ交そう契約 戦乱の地
御神の力に抗えども
我が王の力永久に有り
地の果てに汝の見ゆるもの
滅ぼされし祖国の迹
我に従え
復習の時が来た
嗚呼哀しき鎮魂曲(レクイエム)
闇夜の中に鳴り響く
純真たる我が罪人
さぁ毒を嘗めたその舌で
晩餐を始めよう
暗澹に溺れ死んだ仔羊よ
彷徨い苦しむがいい
この躯が朽ちても猶魂は
明星の如く輝かん
我こそ王を継ぐ
唯一の逸材である
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