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昴
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作詞 テレ |
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何もない世界で何かに縛られて 浮いているだけじゃつまらないだろう
そこにあろうとなかろうと 確かに命の音がする 僕を呼ぶのは誰?
何もしていないのにぶつかられて 傷を負うだけじゃあまりに不憫だろう
今まで追ってきた傷の全て 確かにまだ熱さを持っている 僕を呼ぶのは誰?
脈を打つように変わる光が 僕に何か語りかけているようで 切なくて
自らを主張する様に燃える炎で 自分の命をすり減らして 悲しくて
そりゃ確認するのは僕だろうけど 主張するのは彼らの仕事だ
それなら伝えるのは誰だ?
何億と繰り返され 消えて生まれて 輝く星達の生き様は 確かにここにあるだろう
何億と入り乱れて 流れて淀んで 刻んだ彼らの輝きは 確かに覚えているだろう
静かに鼓動を繰り返して 朽ちていく流星の 生まれ行く新星の呼吸を聞いた
何もない世界で自分に縛られて 過ごしているだけじゃつまらないだろう
そこにあろうとなかろうと 確かに命の声がする 僕を呼ぶのは誰?
何かしてやろうと意気込んで 動けないままなのはやはり不憫だろう
今まで動こうとした痕をなぞり 確かにまた熱を放っている 僕を呼ぶのは誰?
輝きを追って時刻を 土地を築いたが 築いたすべての物が 儚くて
自らを縛っている見えない力が 自分を飼いならしたようで 悔しくて
きっと見つけてくれるのを待つからこそ 彼らは輝き、主張するんだ
それなら想うのは何故だ?
何億と繰り返され 消えて生まれて 輝く星達の生き様は 確かにここにあるだろう
何億と入り乱れて 流れて淀んで 刻んだ彼らの輝きは 確かに覚えているだろう
静かに鼓動を繰り返して 朽ちていく流星の 生まれ行く新星の呼吸を聞いた
空から見れば 街の光は星のようで 空と大差ないように思えた
しかし彼らは生きている 街の明りに照らされて 生きた声を今送る
僕を呼んでいるのは君だ
今まで 何億と繰り返され 消えて生まれて 輝く星達の生き様は 確かにここにあるだろう
何億と入り乱れて 流れて淀んで 刻んだ彼らの輝きは 確かに覚えているだろう
静かに鼓動を繰り返して 朽ちていく流星の 生まれ行く新星の呼吸を聞いた
確かに 何億と呼び戻され 朽ちて崩れて 叫ぶ星達の声は 確かに耳に届いているだろう
何億と生まれ出でて 掠れて削れて 尚歌う彼らの叫びを 確かに感じているだろう
微かに鼓動を繰り返して 選ばれた流星の めぐり合う新星の光を見た
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