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六月去りしヒト
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作詞 JOKER |
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雨は嫌いなんだ
何でだろうね
別に悪い思い出があるわけじゃないのに
何だかね、ちょっと気分が沈むんだ
湿った空気のせい?
そんな僕の気も知らずに
六月の雨の中 新しい傘を差してはしゃぐ君
そんなに急ぐと泥まみれになるよ、って
湿った空気 ひどい雨の中 君に呼びかける
沈んだ気分 乾かして
六月の雨の中 笑い合って過ごせたらいいね
雨は嫌いなんだ
でも、笑顔でいられるよ
隣で笑ってる 君がいるからかな
蒸し暑い 六月の雨が去った町
何だか寂しくなったよ
どうしてだろう
この間失くした
君にもらったストラップは見つかったのに
七月の蒸し暑さのせい?
寂しいなんて思ってる
情けない僕の気も知らないで
六月の雨と一緒に何処かへ行かないでよ
紫陽花が笑う 今まで笑わなかった太陽が
君が居なくなって雲の切れ間
顔を出して、急に微笑んだよ
沈んだ気分 乾ききらないまま
まだ僕は君の背中を見てる
あの日の雨の中 新品の傘を差して笑う君
もどかしい感覚消えずに
去った雨雲の先 まだ遠く向こうを見てるよ
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