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黒猫から
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作詞 JOKER |
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路地裏で鳴く 黒い子猫が
虚ろげな目で空を見上げた
人ごみの中 急ぐ足の下を
かいくぐりながら駆けていく
別に急いでるわけじゃないけど
周りに急かされて歩く速さが変わってしまう
どうしてなんだろう?
いつも人間は周りとおんなじで
どうしてなんだろう?
自分を見ることなく流されてしまう
自由に生きることを知らないくせに
一番大切なことを知ってるふりをする
自分が何も知らないくせに
何も知らない奴のことを笑うな
人ごみの中 言葉が流れて
誰がどんなことを言ってるか
わからないままにうなずいてる
「聞こえてるの?」そんな言葉さえ聞こえてない
答えを教えてよ
人間はいつも身勝手で
都合の悪いことは聞いてくれない
答えは路地裏のゴミの中
本当は全部聞こえてるくせに
一番大切なことを答えない
自分の言いたいことだけ言って
口を閉じてしまうな
自由に生きることを知らないくせに
一番大切なことを知ってるふりをする
自分が何も知らないくせに
何も知らないやつのことを笑うな
路地裏の黒い子猫は
空を見上げて 問いかける
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