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white color
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作詞 エエ声 |
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イルミネーションの街路樹に恋人たちは溶けていった
去年の今頃ああやって僕の片手も奪われてた
プレゼント交換も コタツの向かい側も
一人じゃ食べきれない チョコレートケーキも
飾り付けてた溜め息や愚痴
確かに部屋の雰囲気とかは
温もりに欠けている
もうじき冬が来るね 木枯らしが「さよなら」に聞こえる
今年の冬は君が いないから季節よ移らないでいて
「来年の冬も一緒だよ」そんな約束したっけな
君が編んでくれたセーターを今もこうして着てるのに・・・
終電車も忘れて 戯れていた昔
キャンドルのような火を 互いに燃やしたのに
手料理だって待ってはいない
ブラウン管も冷たく笑う
虚しさが馴染んでく
一人を覆う夜空 星屑を紡いだ帰り道
愛した君も時も アスファルトを濡らす粉雪みたいだ
言うまでもなくかけがえのない
願い事でも叶わなければ
夢と同じなのかな
もうじき冬が来るね 木枯らしが「さよなら」に聞こえる
今年の冬は君が いないから季節よ移らないでいて
世界は冬を迎え この白は心の素顔みたい
思い出一つ一つ 君のように静かに遠ざかるから
季節よ移らないでいて
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