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進む針
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作詞 リク |
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もし明日になって
あなたを忘れてしまったら
あなたはどんな顔をするの?
忘れたくないよ・・・
だから私は此の腕に
あなたの名前を刻み付けた
セキが出て苦しくて
目の前が見えなくて
足もおぼつかなくて
手も震えたままで
あなたは私を支えながら
眉をしかめて笑ったね
「何やってんだよ」
その言葉が温かくて・・・
きっと忘れるであろう
あなたの哀しい顔は見たくないのに
でも止められない
時間は止まらない
だから、だから、だから・・・
私の残り時間が減ってゆく
目が覚めたら目の前は白い天井
覚えているのは常識と自分
そして腕の痛み
腕の傷にはまったく覚えがなく
痛みだけが後を引いて
きっと不幸になる私は
自分を傷つけたことを後悔する
何故時間は止まらないのか
時計の針は進み続けた
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