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とげとげのこころ
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作詞 さと |
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そんなのばっかり
もうあなたは窓の外の雪を眺めながら煙草を吸っていた
わたしは諦めて眠りにつく
…誰かさんを思い浮かべながら
とげとげのこころ
そう あなたを愛すことにとても疲れていたわたしは逃げていた
こころはとげとげ 眠る前に
…おばかさんが「愛してる」って言った
もうなにもこころに入れたくない
見たくもない聴きたくもない
時々、手をつなぎたいって思うけど
言えないまま遠くを見ているあなたを見ていた
わたしのこころにあなたは触れられるだろうか
だって、すごく、すごく、とげとげだから
とげとげのきおく
もう わたしは脳の奥のほうにしまっていた記憶を捨てようと
ぜんぶがとげとげ 要らないかも
…あなたがふと「愛してる」って言った
もうなにもこころに触れられない
見えもしない聴こえもしない
時々、抱きしめてみたいって思うけど
言わないまま二歩先のあなたを見ていた
わたしのこころにあなたが触れていたのに
気がつかないまま遠くを見ていた
とげとげだったこころ 傷ついた指
わたしを救ったのはその指だったのかもしれない
今は、ふと思い出す
…誰かさんの傷ついた指
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