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そんな夢を
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| 作詞 kyou |
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瞳を閉じて 君を見る
眩しかったあの頃の君にはもう会えないから
こうして記憶の断片をつなぎ合わせてゆく
分かってる
もう君の瞳には俺の姿は映ってないのは分かってる
なのに何故？
おれの瞳に君しか映らないのは
すき だいすき あいしてる
一番伝えたい言葉なのに
一番伝えてはいけないから
胸が苦しくても我慢して
『愛してるよ 離さねぇから』
そう言ってその細い体が千切れてしまうほど抱きしめられたら。
どんだけ大きな喜びが待っていて
どんだけ倖せになれるのか
俺はまだ分からない
分からないけれど
すき だいすき あいしてる
一番伝えたい言葉なのに
一番伝えてはいけないから
心ん中で泣き叫んで
いつから君はそんな風になった？
ぐるぐると巡ってく季節を後ろに
君はどんどん狂ってく
そしてどんどん忘れてく
自分のこと 家族のこと 友達のこと
俺のこと
君は『忘れないように』って書いてた日記も忘れた
そして
忘れたことも忘れて
君から俺は消えていく
俺は永遠にすきなのに
永遠にあいしてるのに
君を壊してしまいそうで
そんな一言も伝えられない
遠ざかる君の背中
車のエンジン
これで本当に君の記憶から俺は居なくなるのに
なんでだよ
俺の足が動かない
どうしてだよ
涙も出ない
姿が見えなくなる頃に
俺の瞳から温かいものが溢れてきて
俺は走った
もう遅い
分かってても走った
せめて想いは伝えなきゃって思って走った
そしたら君が旅立つ筈の場所じゃない所で
車から降りてきたのが見えた
あぁ 君には大切な人が居るんだね
俺は必要ないんだね
俺は地獄耳だから
楽しそうな会話を聞く前に
君に背を向けた
今夜は君との倖せな夢を見るよ
そんな夢をいつか叶えられるように
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