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にっき
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| 作詞 kyou |
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６月７日
今日は雨でジメジメした一日。玄関出て雨が降ってて、君が傘貸してくれた。
すごく嬉しかったけどいつ返そう。でもこれで理由つけて君と話せるね。そんな事思ってたら
なんだか眠れそうにないや。
６月８日
今日は朝から晴れてたけれど、私は青い傘を持ってて。周りから見られてる気がした。けどそ
んなの私には関係ない。朝から私の心は君でいっぱい。会ったらまずなんて言おう。「おはよ
う」？でもそんな親しく話す勇気がない。
なんて考えてたら私の王子様登場。「おはよう！」笑顔まぶしかったけど、とりあえず普通に
「昨日はありがとうございました」。馬鹿だな私。もっと可愛い言い方練習したじゃん。なんか
冷たく言っちゃったし、彼困ってたし。
６月１０日
あれから特に話す事が無くなって、私は２日間、テンションDOWN。でも昼休み、君に想いを
伝えられて、頭ん中がパニック状態。
『君が私の事を想っていた？そんなバカな。君は好きになったら突っ走るタイプでしょ？でも
そんな行動は・・・』
自分のなかで考え込んでたら、君に名前を呼ばれてた。気づいたら君が涙していて、
「俺のこと、君の頭ん中になかったら、それでいいんだ。でもここまで人好きになったん初め
てだからさ、返事は、やっぱちゃんとしてほしい…な」
そんな、当たり前じゃない。
そう思いながら君を抱きしめた。
使い始め ６月７日 使い終わり ６月１０日
たった４日間のにっき帳。
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