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恋景色
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作詞 蓮華 |
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透き通る夕焼けの中
あなたと二人
結ぶ手を離せないまま
風の行方を追っていた
どれくらいこうしているの?
その声は少し震えて
君の頬をかすめていく
夏の終わり 恋が終わる
結んだ手に涙残し
君と並ぶ この景色に
そっと別れを告げた
花薫る小道を行く
影は一つで
右手にはぬくもりが残る
それでも今は振り返らずに
いつかは色褪せてしまう
君の色 香りもすべて
このぬくもりも儚く褪せて
夏の終わり 君が褪せる
あとに残る微かな想い
君が去った景色をそっと
心鏡に映そう
忘れゆく人の記憶
けれど想いは尚も強く
私の心を締め付けるようで
夏の終わり 恋が終わる
結ぶ手はもう戻らない
君と並ぶ 景色は胸に
褪せずに残るだろうか
夏の終わり…
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