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smile
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作詞 skoa2 |
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いつも本音をしまい込んで 胸をさすりながら生きている
弱々しく電柱にもたれて 天を仰いではため息一つ
僕には優れた能力はないし 特別な才能もない
夕暮れに涙ぐんでは 夜まで酒を煽る
気を失いたいほど 今こうして泣いている
許される限りの時間 感傷に浸り続けた
後悔ばかりに囚われて 人に優しくなれなくて
そんなくだらない自分を 小さく笑った
さりげなく交わす会話 時折はさまれる誰かの皮肉
冗談で受け流してみても 苦い何かが胸に残る
普段風車のようにひたすら 風に回される毎日だから
自分の力で何かを 動かすことができなくなった
何もすることがないからか 今こうして泣いてる
何もできることがないからか 声を殺さず泣いてる
大人になりきれない自分を 大人になってしまった自分を
そんな馬鹿らしい自分を
嘲笑った
何かのために泣ける 誰かのために泣ける
それが救いだと自分を慰めて 笑おうとしてみたけれど
本当は 何もかもが 上手くいかないから
涙という逃げ場に 抗うことなく潜り込んだんだ
もう涙がかれた いつか笑えるときがくるかな
涙がかれるのならば 悲しみにも終わりが来ると信じている
『当たり前だろ』と笑われて 『そうだよな』と笑ってみた
当たり前のことを武器にしよう 当たり前の日常を信じてみよう
そんな馬鹿正直な自分を それを少しでも誇れる自分を
まだこうして笑える自分を 無理矢理笑い飛ばした
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