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淡色
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作詞 天愛 |
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君のこと嫌いだって
私もう何回言ったんだろう
会えなくなってからも私の中で
君は大きくてまだ温かかった
今までの私をつくってきたのは君だから
それでも今を歩いて行くうちに
君は薄れ記憶は淡い色へと変わっていく
君が嫌いなんじゃない
弱くなった私が嫌いなんだ
君の噂を聞くたびに
本当は君の幸せを願うのに
口からでた言葉はまた「嫌い」
淡くなった色が消えるのが怖いから
嫌いという言葉で今も君を
忘れないよう心に繋ぎとめた
でもいつかはここから離れなきゃ
わかってるわかってるから
それでも私には君と同じように
歩き出す力がなかった
もう少しこのまま温かいうちは
そっと包んでおきたいの
だんだん冷たくなる君との時間
感じるのは寂しいけれど
私にはまだ無理みたい
いつかこんなに自分勝手な私が
もう一度君に逢うときがきたら
その時には変わっていたいな
君に嫌いじゃなく
ありがとうをおくりたいから
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