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レッテル
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| 作詞 咲花 |
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彼の人生
ついた名 それは
“暇つぶし”
どんな努力も くだらない
いつも 投げやり
はっと気付いた
彼の心の色に
こんなに真っ黒だったっけ？
しゃがみ込む 寂しい人
そっと彼に近づく
小さな光
差し伸べられた手 暖かい
彼はぎこちなくその手を
彼の言葉に
ついた名 それは
“戯言”
どんな叫びも 届かない
いつも 虚しい
何かが変わった
彼の心の色は
こんなに鮮やかだったっけ？
立ち上がる 満ち足りた人
ぎゅっと握りしめた
小さなこの手
触れた瞬間 あふれだす
ぼやけて何も見えないや
「勝手についてた名前なんて
貼られてるだけ
はがしてあげる」
そっと彼に囁いた
小さな声は
たった一言でも 暖かい
はがれたレッテル その下には
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