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奏人
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| 作詞 咲花 |
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寒空の下を行き急ぐ人
ポツリ眺めながら鼻唄歌う
なぁなんだってそんなに無表情なんだい？
感じないのかい？冬の風の匂いを
本日は太陽すらお休みと
今朝のニュースで聞いたんだ
なぁなんだってそんなに忙しそうなんだい？
楽しいのかい？下向いて歩くのは
俺はサボってなんかないぜ
いつだって真面目に
世の中の色々集めては奏でる
理由なんかないさ やりたいから
答えなんかないさ 楽しいだけ
虚しいわけないさ 真剣だから
それからどうなる？なんて考えたくもない
なんで歌うの？尋ねてくる子
頭を撫でながらにやりと笑う
なぁなんだってそんなに知りたがるんだい？
君は言えるかい？大人になった時
俺にゃ何もわからないぜ
今だってこうして
世の中の色々集めては奏でる
だけど
理由なんかないさ やりたいから
答えなんかないさ 楽しいだけ
虚しいわけないさ 真剣だから
君にだっていつかわかる日が来るさ
とある朝突然気付いたんだ
あの時の坊やはどこにいる？
今なら君のなぜなぜに答えられるよ
胸張ってとびきりに笑顔で
俺は間違ってなんかないぜ
いつだって真面目に
世の中の色々集めては奏でる
「絶望なんかないさ きっと勘違いだろう
無意味な訳ないさ 辿り着いてないだけ」
誰かが独りで泣いていた時
この唄が涙を飲み干すように
だからこうして
歌うんだよ
だから明日も
歌うんだろう
君にだっていつかわかる日が来るさ
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