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時と鏡
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作詞 レム。 |
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ねぇ僕は 全て分かってるんだよ
ただ 整理が出来ないだけで
ねぇ僕は 全て見てきたんだよ
ただ 口に出さないだけで
自分の記憶に惑わされそうになる
何が本当で 何が嘘?
かかえきれない映像(キヲク)を
小さな容量(ウツワ)では残せない
たとえば君の 泣き顔とか
喜ぶ顔は 思い出すことが出来るよ
でも君の道 君が目指すものは何か
全部・・消えてしまったように
また 時計の針が残酷に動いてゆく
落としたモノを 拾うヒマもなかった
鏡に映して 逆回転させてみたけど
時間は相変わらず 今を刻み続けてる。
ねぇ僕は 前だけを見てるんだよ
ただ 止まりたくないだけだけど
ねぇ僕は いつも笑ってるんだよ
ただ 現実(イマ)から逃げたいだけだけど
たとえば君との 想い出だとか
全てを鮮明に思い出すことができても
これは君の道 僕が触れて良いものか?
結局・・何も変わりはしない
また 時計の針が残酷に音を立てて
落としたモノを 彼方へ連れ去った
ココロの逃げ場 君から貰った"鏡"も
少し目を離せば・・・きっと
また 時計の針が残酷に動いてゆく
おとしたモノを 拾うヒマもなかった
鏡に映して 逆回転させてみたけど
時間は相変わらず 今を刻み続けてる
―時間は過ぎていく
今も あの時も。
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