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音・音・音
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作詞 しんなり |
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どこにも行かないのに、減ってく靴の底
ぼくは今も泳いでる
人込み抜けながらぐらぐら足の底
階段がマシュマロじゃ、転びがいもないね
地下鉄のホーム立ってるぼくら
ほら来た、
あの音の波が、
歌声を掻き消してく
張り裂けそうな胸の中
溢れる声で歌いたいな
誰にも届かない歌じゃ淋しすぎる
雑音なんかないよ全部ぼくの音だよ
『無駄な音なんてないんだ』
君がそう言ったんじゃないか
灰色の景色
七色に染めてくれる
あの入道雲に埋もれたかったな
君にだけ届けばもういい
二人の音、今、聴こえた…
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