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サムディ
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作詞 洋一 |
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終電後の駅のプラットホームに立つきみは
まるで宇宙のよう
惑星を招待してダンスパーティーでも開こうかい?
とおどけてぼくに聞くんだ
秩序を乱すプラズマテレビ
花時計に群がる小鳥たち
ブラックバスだって絶滅危惧種になる
絶対って言葉を信じないなら
運命くらい信じてみてもいいんじゃない?
明日にきみがいないならぼくは迷わず昨日に進むよ
地球がきっと丸いから人は奇跡を信じることができるのかも
アダムとイヴがいたから人は愛を忘れないで生きているのかも
生死の淵で思い出す顔はきっときみの顔であってほしいと願うぼくでした
こんにちは と さようなら が蠢くセカイで
ぼくは何ができる?
いつも質問するんだけど結局答えはまた明日
廃れた街を歩く足取りは軽かったのかもしれない
逆さまの電車と
空に浮かぶぬいぐるみ
ウォークマンの音を最大にして飛び出そう
真実を知らないから
笑って生きていられるんじゃない?
明日にきみがいないならぼくは明日を飛び越すよ
帰りたい場所があるから人は今を頑張ることができるのかも
きっと夕焼けが綺麗だから人は明日を眠って待つのかも
一人うずくまるあの子に手を差し伸べたいと思うぼくでした
青すぎて届かない空と
遠すぎて触れられないきみと
もがくぼくにそれでも朝は顔を出す
洒落にならないか
いつか、きみと笑える明日に巡り合えますように
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