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夕立
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作詞 Cerberus |
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二階の窓から 見上げた空の
右上からどす黒い 雲がやって来て
早く行かなきゃ 傘を忘れ駅で
待ちぼうける 貴方のもとへと
誰もが家に 逃げ込む最中
フードを被り ただただ走る
処刑される 友のもとへ
一心不乱に駆け抜ける
英雄のように
黒い雲が 僕に追いついて
もう止まれ 止まれと 警告してくる
引き返せるものか ここで戻ったら
貴方はそのまま 取り残される
夕立が街に 降りそそいでく
水の矢が 僕を突き刺していく
それでも この足は止めない
僕のことを信じ続ける
貴方のために
息も切れそうな 僕の視界に
やっと貴方が 現われてくれた
僕は貴方だけの英雄に
なれただろうか?
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