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ランナー
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作詞 ゴッキー |
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サイズの合わない不機嫌スニーカー 運動不足を加速させる
とっくに下ろされた見えないフラッグと アタマに刺さる炸裂音
何を待つ必要がある?
出遅れたと気付いたなら
そこに踏み出す足があるかぎり進むしかないだろう
ヤミクモに駆け出す孤独なランナー その体に無知を走らせ
「その他大勢」の目など気にせず あの風を感じよう
毎日夢を持っては吐き捨てた その亡骸を溜めた場所
響きの良い言葉に頼ることで 振り返らずにすませていた
今また立ちはだかるそれに
足元掬われぬように
飛ぶための距離を目算して
さぁ飛び越そう
助走の段階で躓いたランナー その体に砂利を纏わせ
制止するジャッジ振り切り駆け出す あの山の先へ
いつの間にか履き慣れたスニーカー
生きてるかぎり鳴り止まぬ炸裂音
たくさんの"将来のボク"
そろそろ向き合うべきだろう
乱れる呼吸が努力の証なら その苦しさ体に焼き付け
冥土の土産に"満足"引っ提げ あの川を越えよう
だから今は自分自身を見つけて この道を走ろう
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