|
|
|
Flying Bird
|
作詞 ユナ |
|
霞んだ瞳に映る空は 淀んだ心によく似ていた
痛いと悲鳴をあげても 誰も助けに来てくれない
倒れこんだ体には寒すぎるなんて とても言えないけれど
蒼い空を見上げて 零れた涙は
きっとその空を忘れられなかったから
Flying Bird
体が溶けて 虚空の影となっても
信じてとは言えないけれど
羽ばたいた羽音だけが今を刻む 空に
当たり前の日常の糸は いつか古びて消える
取り返しがつかない事だと分かっているのに
それでも明日が好きだと言える私は愚かなのですか
Flying Bird
心が溶けて 鼓動の風となっても
気付いてとは言えないけれど
飛んで行く架空の海が映す 空を
失うことに気付いても
もう遅いと 戻ることは許されないから
終わりを迎える空は遠い
Flying Bird
体が溶けて 虚空の風となっても
分かってとは言えないけれど
空を映した鏡の色を
Flying Bird
心が溶けて 鼓動の風となっても
知ってとは言えないけれど
痛みは明日に繋がると信じているから
空を飛ぶ鳥のように
|
|
|