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黄昏蛍
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作詞 志方 |
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ふわり ゆらりと瞬いて
はらり はらりと溶けてゆく
月を頼りに歩く畦道
きらり きらりと輝く水面(みなも)
祭囃子も遠のく場所で
君との世界を作ろうか
誰も知らない川辺で二人
君の温度が心地よい
月に黒い幕が降りて
君は少しだけ怯えるけれど
大丈夫さ ほら そこらじゅうで
灯(あかり)が舞うから
ふわり ゆらりと輝いて
はらり はらりと消えてゆく
一夜で消えるこの光は
何よりも可憐に輝くでしょう?
君とつながる僕の手に
少しちからを込めてみる
僕らの出会いは消えないように
むすんだこの手がいつまでも
離れないように
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