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ハッピーバースデー
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作詞 セトラ |
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今日は君の誕生日 前からぶきっちょな私が作った下手なストラップ
それと夏休みのお土産と称してネックレス だって可愛かったんだもんソレ
渡せるならいつだろ 朝休み?昼休み?放課後?帰り道?
どれでもなかった 結局わたわたしてて渡せなかった
帰り同じ方向に来てどうしてかなって思ってたけどお迎えが来てたんだね
別れ際やっぱり渡そうと背中を向けた君の方へ走った
車に乗ったとは知らずに君の姿を必死で探す
そんなに君は足速かったっけ ううん凄く速いから走ってっちゃったのかな
そんな風に考えながら君は行くって行ってた病院へ走る
車なんて知らなかったから いつか会えるって思ってた
でも道に迷って 迷って しまいには人に道を聞く始末
でもそれほど渡したかったの おめでとうって言いたかったの
でも君の言っていた病院は別のところだったんだね
知らずに何時間も待ってた入り口ならって思ってたのに
眠くなって目を擦る 視界にはぼやけるけど老人ばかり
仕方なく諦めて帰った お風呂で泣いてしまった
そんなに診察長かったの それとも大変なことになってて入院したの
携帯なんて持ってないから 連絡もつかない
明日どうやって渡せばいいの 誕生日っていうのは当日に渡すのが普通でしょう
次の日朝休みにうつむきながら理由を言う 君は苦笑して別の所に行ってたって言った
どんなにショックだったか でもそれは私が馬鹿だからよね
でもね ありがとうって言ってくれた君の笑顔がまぶしかったから
思わず目を細めて微笑んだ
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