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夢
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作詞 白闇黒猫 |
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夢を、みたんだ。
そこは一面の花畑で 白い世界で
そこには僕と 君 2人だけ。
2人とも何も語らず、綿あめみたいな雲をみて
穏やかに過ぎる時間のなか 静かに笑って。
急に、誰かに呼ばれた気がして
後ろを向いたら、一面が 急に薄暗くなって
君の背中が見えた。枯れた 花畑の中に ポツンと。
「あ…ねぇっ…」
話しかけても君は振り返らない。
走って。走って。
必死に追いかけた。
…―届かない。
手をのばして、
必死に叫んで、
それでも君は 雲みたいにするりと抜けていってしまう。
半泣きでハッと目覚めた手には、
何も 掴めていなかったよ。
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