|
|
|
あたしのたまごちゃん!
|
作詞 g.flame |
|
ある日窓をたたくのは
ちいさな指先ほどのノック
抱いてたたまごを
壊さぬよう
そっと窓辺に近づいて
春のおとずれききました
たまごがあるから
まだ行けないよ
お願いもう少し後に来て
たまごはわたしの肌に馴染んで
あとわずかで 孵るかも
うーん
でもね それでもね
コツコツ春は窓たたく
おいでおいでと恋しげに
たまごもいいけど
たまごもいいけど
大事だけど
今年の春は一度きり
あまくてかわいいささやきに
ココロをどんどん奪われます
堅いたまごにしがみついてる
自分が古臭く感じられ
今年の春はたった一度
今年一度の季節だから
と繰り返される 甘い誘惑に
わたしはついに
立ち上がり あかるく輝いてる
大地へと 躍り出ました
たまごは静か
部屋の中
まだまだなかなか
日の目を見ない
だけどたまごは たまごのままで
ずっとわたしの
ものなのよ
|
|
|