|
|
|
異質のチューブRoom
|
作詞 g.flame |
|
ふをふを とベンチの男はいきなり泣いた
地下鉄のホーム
生ぬるいキイロの床がなんだか毛布みたいに
広がってた
突然の事にわたしはどうしたらいいか
わからず
赤の他人なのに
まるでそうじゃない木の枝みたい
涙の熱気で線路が埋まりそう
おじさん泣きは熱かった
見知らぬおじさんの熱いたっぷりとした悲しみやせつなさ
受け流すのはそう地下鉄しかないわ という気分
ホーム一体が異様なにおいに包まれてて
そこは異世界なのになぜ 男は涙を流すんだろう
わたしもまた遺失物
この地下においての居住まいをただし
もうすぐ来る地下鉄に思いを馳せる
(おじさん 街へ出れば済む事よ
地上の明かりは狂ってるわ )
|
|
|