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あの頃の救い
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作詞 g.flame |
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あれは幼稚園の頃
ひとり。
真っ暗に電気の消えた
晴れの日の教室で
わたしはひとり
本を読んでいた
本を読んでいたかった
みんなと遊ぶの嫌だった
先生が時に
わたしの手を引っ張って
表へ連れてゆこうとした
「みんなと遊ぶことは
こんなに楽しいよ」
って
教えてくれた
楽しいって自分をガマンする事なんでしょ?
わたしは幼稚園に行かなくても
良かったのかもしれない
ずっと家にいて
本さえ読んでいられれば
それで
何も教わりたくなかった
幼稚園には本がいっぱいある
それだけが唯一
救いだった
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