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大切な街
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作詞 g.flame |
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夕暮れ時の黒に染まる電車の窓辺で
走る街をながめるじぶんは
すこし巨人になった気分
大切なものばかり置いてゆくね
住み慣れたぼくのにおい
ぼくの家
家族の団欒
立ち上る湯気
他愛の無い会話
ここに帰るたび焼き付いていった
規則的に並ぶ街灯り
手を伸ばしても抱き締められない
無数のものものがこの広い空の下
それは誰かが並べたたから箱の中身の様で
遠くからみると小さくて
時折だれかが並べ替えるのをぶぜんと見ていた
大切なものばかりだったから
ちょっと疲れて
ぼくは行く
しばしの間
ぼくは何を探しに行きたい
答えはまだわからないけれど
ぼくはやっぱり孤独(ひとり)なんだ
ぼくはどこへ行こうと孤独(ぼく)なんだ
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