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さくら詠歌
作詞 g.flame
抱きしめた腕が
ふと緩んだのは
桜のせいじゃなかった

わたしの瞳は
舞い散る花びら
捉えたままだったね


抱きしめた腕が
ふと緩んだわけは
君のなかにだけ
あったんだ


横をさぐれば
いつも触れる指先に
君はもういないこと

どうやって理解ればいい


抱き締めた腕に
あの時しがみついたなら
ずっとトナリに
いたのかな

信じきったからだ
舞い散る花の下およがせて

さいご
抱き締めた腕に
あきらめ伝うのを
わたし きっと わかってたのね


君と一緒にみた桜
いつもより緩やかに
桜舞散(こどう) 桜舞散(こどう)
くりかえす

あのときのわたし
ふりかえる

もう一度ねぇかえりたい
とり出せないあの瞬間(フィルム)に

うつっているのは桜だけ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル さくら詠歌
公開日 2011/04/20
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 別れ
コメント 今年も変わらぬ桜をめでながらなんとなく感じ取ってしまってたあの人の心変わり。その瞬間をとりだしてみて見ても、舞い降りる桜の鼓動でいっぱいだ。寂しいようで、独特な四月に遂げた別れうた。
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