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人魚姫
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作詞 いちゆう |
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深海の泡のように 儚く散ってゆく
淡い心のこの想い 天に昇りきることはない
永久の愛を天空へ そう私は人魚姫
水と空気の境界線 貴方と私の交わることのない世界
今なにをしているの? 何をみているの?
零れる涙は夕日に染まり 海の中へと溶けてゆく
月夜に照らされ今日も唄う 寂寞の想いを忘れぬように...
深海の暗闇の中で 悠悠と光る
一輪の花の如く 美しく咲き誇る
永久の愛をこの胸に そう私は人魚姫
天に唄えば翳む涙腺 水平線の彼方へ流れる響音
暗闇は晴れるの? この声は届くの?
消えることのない痛み もしこの痛みが無くなれば
貴方とすごした一瞬も ただの傷痕になってしまうから...
深海の紺碧に混じり 雫は呑み込まれる
消えることのない闇も 今の私には温かい
この命が尽きてでも 刹那の刻みは永遠に
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