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抜け道
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作詞 おくポリス |
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口からこぼれたら
それは欲望を纏って飛んでって
そうやっていくつも いくつも
嘘を吐き出してきた
舌打ちして
瞳に闇を呼び込んだ
現実はいつもここにあって
逃げ出したいのに
逃げる先にもきっと
汚れた嘘の予備軍
手枷も足枷も
あるわけないのに
ここから動けない自分に
溢れかえる何かがあっただろう
何の為の存在なのか
このままでいいのかって
でもさ
今日は誰の為にあったんだい?
明日に君が必要ないなら
君の目は開かないし
口も開かない
どこかに素直な心があって
きっと見つからないだけなんだよ
我慢しながら見つめる先はいつも…
泣きながら動かす両手は何を求めてる?
暴れる心を持って飛び出した先に何が欲しい?
頑固な殻に囲まれた心の中で何が助けを呼んでいる?
それもいつだって「出して」って中で泣いてるんだよ
心から笑えた時きっと
涙となって
嬉し泣きと呼んで
今までの逃げてきた自分が恥ずかしくなった
見つけたよ
ごめん
もう離さないから
ちゃんと捕まえとくから
「今日は誰の為にあったんだい?」
「明日に僕が必要ないなら
僕の目は開かないし
口も開かない」
かさかさの抜け殻が
風で音を立てた
またひとつ「さよなら」を
そしてきっと「いってきます」
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