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ユビサキ
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作詞 DG |
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【ユビサキ】
耳を澄まして 聞こえた
やけに乾いていた 季節の音
もどかしくて 目を上げる
枯れ木の間 刻まれた空
いつもと 変わらない景色が
いつもと 違って見えるんだ
小さく ついたため息が
小さな 窓を白く染めた
ユビサキ ふたりで描いた
曇った窓に僕らの名
とけだして
ヌクモリ 届けばいいなぁ
彼方の空にひとつだけ
凍てついた冬の朝
まぶたの裏に 浮かんだ
やたら静かな 季節の色
不安にさせる ざわめきが
爪痕残す 三日月
いつでも 独りよがりだった
いつしか よりそいあいたくて
君が ここにいるように
僕が そこにいるように
ユビサキ 道のりをたどった
かじかむ空をからめとる
言葉になんか
サヨナラ 独りきりの僕
願うときにはいつだって
君がいてくれる冬の夜
ユビサキ…
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