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Lacie
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作詞 熙流華 |
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真っ白な小部屋 そこに飾られていたのは
一人の少女
塔のてっぺんの 人形置き場と共に……
何時も窓の外 大好きな人の帰りを待って
此処に涙を流す
「傍に居てほしい」ささやかだけど
貴方だけが生き甲斐なの
だから独りにしないで
去り行く時が 未練だらけで
夜の帳に叫んだ…… 君の名を……
姿を見せない貴方が恋しいから
玩具を抱いた
でも伝わらない 貴方の温もり、吐息
何を代わりにしても 私の記憶に在る人
会いたい…… もう一度だけ
どんなに願い、祈ってみても
宙に還る貴方はもう 現れてくれない
判ってるけど 認めたくない
君を失って 私は生きれない……
悲哀の雨に……
私の祈りも掻き消されて……
「傍に居てほしい」ささやかだけど
貴方だけが生き甲斐なの
だから独りにしないで
幻でいい……
貴方の影をずっと見ていられるだけで……
幸せよ……
真っ白な小部屋 そこに飾られていたのは
少女の絵
塔のてっぺんの 人形置き場と共に……
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