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麗しき亡國、冷笑は枯渇にて
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作詞 熙流華 |
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崩れかけた城の窓から覗く景色
街を眺めて現実を諭す
移ろい行く時代、叡智は霞むけれど
運命ならしかたない
無数の死んだ民 倒壊した街
静けさが襲い
泣き虫な自分を 乗り越えられたら
感情の出し方を忘れていた
いつしか気付いた これが俺の”真実”と
漏れた苦笑を晒して心を隠した
夕陽に照らしだされ石屑が映える
瞳は涙が出そうで 堪えて
喪った活気さえ静寂が包み込む
遠い昔の記憶漁り当時を想い出す
愛情の欠けていた 時間を埋めるように
悲劇を膨らませる
無数の死んだ民 倒壊した街
静けさが襲い
泣き虫な自分を 乗り越えられたら
感情の出し方を忘れていた
いつしか気付いた これが俺の”真実”と
漏れた苦笑を晒して心を隠した
月夜に照らしだされ石屑が映える
瞳は涙が出そうで 溢れそう
滞(とどこお)った祈りさえ静寂(しじま)が包み込む
遠い昔の記憶漁り 涙が止まらない
涙と嗤(わら)いが狂ったみたいに
呼び掛けて叫んでも 返事が返らない
風が凪がれても 戻らない運命(さだめ)
土に還る此の場所を 永久に遺して
命浅き人よ 夢に散り逝くなら...
青空(そら)を見上げて 事実を感じて
少し強がってる位が丁度いいんでしょう?
涙と嗤いが狂ったみたいに
明日の灯が消える前に
永久に遺して
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