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鵺-nue-
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作詞 熙流華 |
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空に映した夜が 夢に消えてゆく
煌いた星達でさえ 無に等しい Ah
笑顔の民 廃れた街
幸福の鐘は 錆び付いて
空は崩れ 命の灯は
輝き失い 消え堕ちて
今虚しき時の 微笑み
術を無くし彷徨う想いを
解き放つなら……
祈り詠う者の眼が 遙か蒼空仰ぐ
瞬いた刹那でさえ 見付からない Ah
命映した此の幾年 戸惑う心象
遺された燭 何時か消えぬように
還らぬ人 叶わぬ夢
憐れむ夕暮れは 緋に映えて
夜の静寂 闇に巣喰い
何も知らずに 過ぎ廻る
哀れな者達の一時、未来に苦しむこと知らず
否喜びか……?
果て無き風の音が 此の心揺する
屍の嘆く声が 何処までも Ah
「天に坐す我らが神よ、現在は真なるか?」
逝く者の悲痛のみが 涙と流れて
どれだけの悲しみを描けば報われる?
祈り詠う者の眼が 遙か蒼空仰ぐ
瞬いた刹那でさえ 見付からない Ah
命映した此の幾年 戸惑う心象
遺された燭 何時か消えぬように
果て無き風の音が 此の心揺する
屍の嘆く声が 何処までも Ah
「天に坐す我らが神よ、現在は真なるか?」
逝く者の悲痛のみが 涙と流れて
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