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契リト別レ
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作詞 熙流華 |
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梅雨も明けぬ六月終わりの日曜 貴女の笑顔を見ました
その顔は安らぎではなく 苦しみからの安堵の顔でした
私は貴女の笑顔を ただ視ていたくて貴女に誓った
もう貴女を哀しませないと 貴女の命を守ってゆくと
自分の弱さも知らないのに、、、
貴女を救えなかった 私を許してください
穢されてゆく貴女を 見てることしかできなかった
貴女の為に捧げた此の命なのに
勇気の無い私を どうか許してください、、、
私は貴女の悲しみを 理解してると思ってた
私と供に歩んでゆこうと 私達は一心同体だと
貴女の心も知れないのに、、、
貴女の柩の前で 泣く事ができなかった
ただ死に逝く貴女を 裏切り見ていただけだった
今更悔やんでも仕方が無いのに
裏切り者の私を どうか許してください、、、
貴女が死んだ時 生まれて初めて泣いていた
ただ死に逝く貴女が 最期に私に言っていた
私を恨んでいる筈なのに
「私の分まで 世界で過ごしてください、、、」
梅雨も明けぬ六月終わりの日曜 貴女の笑顔を見ました
その顔は希望に満ちてて 一期一会の明美な顔でした、、、
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