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カタストロフィ
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作詞 相楽 りく |
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不機嫌な鼓動を胸に仕舞って
とにかくかなしい
貴方が思うほど
美しくないことが
シャッターが切り取る世界が
なぜかぶれてしまう
思い出なんかに
負けてしまうくらいなら
貴方がひとつでも
名残惜しくないように
滲む空から降らせた
それを雨なんて唄うから
貴方はひとり傘をさして
あたしは独りでも泣けてしまう
うな垂れた世界の屋根に落ちた
とんでいけるなら
貴方が願っても
この背に羽根はないの
瞬きが切り取る世界が
なぜかにじんでしまう
涙なんかに
振り向かなくていいから
貴方がひとつでも
名残惜しくないように
滲む空から降らせた
それを雨なんて唄うから
あたしがいつまでも
迷い続けないように
晴れた空から降らせた
それを光と言えるなら
貴方はひとり手をかざし
嗚呼 まるでサヨナラみたいに
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