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ココア
作詞 ポターン
雪も降らないこの街の片隅
震えているのは
僕が今貴女を思い
無力な言葉を幾つも連ねているからでしょう

ああ、暖かな言葉
誰より貴女を必要としています
凍える心には花もなく
ただ時間だけが過ぎ去り
僕は消えてしまいそうです

売れない絵ばかり描いて
意思だけを尖らせて
貴女のお役に立ちたいだなんて
身の程知らず

見えない夢ばかり追いかけて
暗い部屋ひとり涙に埋もれ
誰かに認めて欲しかっただなんて
悔しさも空しい

夜はいつか明けると言って
僕の隣に居てください
お金もなんにも要らない
ただ貴女が居てくれればいい
それで出来るなら
ふたりであたたかいココアが飲めたら
それだけで僕は幸せだから

冬の空気は冷たすぎて
僕の弱い部分にトゲの様に刺さるけれど
貴女の為なら生きていける
この誓いを形にしたい

ああ、貴女が僕の全てだから
誰より貴女に必要とされたいんです
冷えた唇には冴えた愛を
この非情な刃に立ち向かう
勇敢さを与えてください

飢えた両眼に優しさを
凍える両手にあたたかさを
空っぽの胸に愛を
すべてが滅んでしまう前に知らせてください

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル ココア
公開日 2008/11/22
ジャンル 詩(ポエム)
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