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うたをうたおう
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作詞 天野ユウタ |
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やせた犬が歌を歌ってる
誰の耳にも聞こえない歌を
雨に濡れた路地の片隅で
でも 僕にだけは聞こえるよ
君と同じ悲しみを知っているから
同情なんかじゃなく 優しくしたいんだ
今日の土砂降りは 明日かかる虹の前触れ
楽しいことばかりだったら ふやけてしまうから
僕も歌おう 君に届くようなメロディー
へたくそでも笑わないで 聴いていておくれよ
しっぽなんて振れなくたってさ
どんな風にも生きられるんだね
不器用だってバカにされたって
やっぱ 君にだけは分かってよ
人は誰も弱いんだ 知っているだろ
それでも生きているのさ きっと誰かのため
ひとりはイヤだけど 誰だっていいはずないよね
だから君が だから僕がそばにいてあげるよ
君も歌ってよ どこまでも続くメロディー
楽しい歌ひとつふたつ 一緒に歌おうよ
声を合わせて ふたりでハモればまた楽し
つらいこともイヤなことも 忘れてしまうから
光射す場所が そうさ僕らの居場所だよ
きっと笑う明日が来る 手探りだとしても
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