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色罪
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作詞 u-my |
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わたしの我侭が気に入らないなら
その手をあげて殴ればいい
愛もない大きな声で
嫌いになるまで怒ればいい
腕に残した跡を 拝んで舞い上がっていた
今にして思うのは これはただの傷だった
これでよかったんだ
わたしがいれば また 誰かが泣いてしまうから
いつか絵本で読んだ お決まりの締め言葉も
やっぱり作り話だった
手を握れないくらい わたしが嫌なら
知らない町で捨てればいい
途方にくれた夜明け前
さあ これから何処へ行こうか
憎たらしい青空 背を向けて気取っていた
ここまで来ていまさら 思い知りたくなかった
間違っていたんだ
わたしのことは 誰も 愛してくれないなんて
いつも独りで泣いて 慰めの言葉すらも
嫌な音にしてた気がする
また聞こえてきたの あの泣き叫ぶような
耳鳴りの嵐が わたしを飲み込んでしまう
きっと これでよかった
ここで消えても たぶん 何も変わらないでしょう
昔 絵本で読んだ お姫さまの台詞を
いつかわたしが歌えるように
いつか わたしを 愛せるように
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