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野荊道
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作詞 u-my |
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花にまみれた道を行く
ずぶ濡れの手足と肩を
遠くにいる あなたの元へ
土を走る蛇のよう
滲みついた日々を歩く
埋め尽くされた粒は
色を塗るにはまだ早い
明日と明日を見ないで
逸れたなら 殴り戻して
それでも癒されないのなら
その先は あなただけ
薔薇が駄目なら向日葵を
潰した喉を震わせた
壊れてもいい 見捨てるから
あなたはひたすらに走る
隣の芝は燃えていた
溺れそうな首の海
逃げるにはまだ早すぎる
今日を昨日に追い遣って
無理にでも 繋ぎとめて
あなたの糧になるのなら
その先を 恐れないで
誰かのためだと繰り返さないで
あなたは あなたを愛してもいい
分かっていたはずでしょう?
場当たりな手に 結末など
明日と明日を見ないで
逸らすなら 殴って蹴飛ばすわ
それでも
それでも癒されたいのなら
その先を 何度も恐れて
走って行ってしまえばいい
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