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理想郷
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作詞 睡姫 |
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僕等が目指す 理想郷では
嫌なヤツなんて 一人もいなくて
好きな時に寝て 笑って遊んで
何もかもが 全て
僕等の 思い通りなんだ
ある時誰かが 呟いた
「つまらないな」と ただ一言
それから皆 口々に言いだした
「ここから出せ」「つまらない」「スリルが欲しい」と──
お前らが「理想郷」だと言ったこの場所で
お前らが夢見た生活をしてるのに
文句ばっか言いやがって
お前らは神(ぼく)に これ以上何を望むんだ?
綺麗ごとだった「平和」な世界の平和は
本当に綺麗事で
今更「違う」と 気付いたところで
もう遅い事に なぜ気付けなかった?
僕等が夢見た 理想郷には
嫌なヤツなんて 一人もいないが
僕等自身が「嫌なヤツ」になり下がってしまったんだ
ある時誰かが 呟いた
「もうこんな事終わりにしよう」と ただ一言
それから皆が 口々に言いだした
「助けて」「出して」「君なら出来るだろう?」と──
最後までお前らは 人頼みで
自力でなんて 何もしようとしない
自分のことだけ言いやがって
お前らは神(ぼく)に 何もしてくれないんだろう?
綺麗ごとだった「平和」な世界の平和は
本当に綺麗事で
今更「後悔」なんかしたって
何が変わるでもない
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