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Children
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作詞 rhapsody in rhapsody |
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僕らはいつもこの口を大きく開けている
この口で思い切り笑って おいしい物たくさん食べて
僕が僕であることを証明するんだ
泣いてばかりいるんじゃないと 大人は僕らに言い聞かせるけど
泣かない大人たちは笑うこともできないじゃないか
人はみんな涙を流して強くなるんだと 自分に教えてもらわなかったの?
ケンかをするなと 人に優しくしろと大人は言うけど
僕らはケンカして優しさを覚えていくんだ
お母さんはよく僕に 早く大人になりなさいって言うけど
大人になったらこの足は 重くて動かなくなって
もう どこにも行けなくなるよ
僕らはいつもこの輝く目を大きく開けている
この目でたくさん泣いて おもしろい物たくさん見て
世界が廻っていることを確かめるんだ
先生は僕らにわけのわからない計算や 言葉を教えるけど
僕が知りたいのは 綺麗な花や見たことのない動物のこと
僕と同じになれない子供のこと
先生は僕らに先生の言うことを聞きなさいと言うけど
僕らだって先生の知らないこといっぱい知ってるのに
先生はちっとも聞いてくれないや
お父さんはよく僕に 子供じゃないんだからって言うけど
大人になったら僕が僕であることを忘れて
もう 泣けなくなってしまうよ
涙は流れて心となる
月は欠けて弱さを知る
花は摘まれてこそ咲く意味が
僕らは痛みを感じるから空の青さを思い出す
大人はみんな僕らに 立派な人になりなさいって言うけど
僕は僕になるために生きてるんだ
そんなものになるために生きてきたんじゃない
僕らは痛みを感じるから
だから だから
空の青さを そう 青さを
思い出す…
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